
特に朝は…強い不安に襲われることがあります。
理由もはっきりしているときと、漠然としているときが。。。
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【体験談】独身者の不安の対処法(前編)
【体験談】独身者の不安の対処法(後編)
こんにちは。えみまるです。
日本人はもともと遺伝子的に不安に弱いと聞いたことがあります。
なんでもネガティブに考えやすいということですね。
私も完全にそのタイプ。
ささいなことが気になったり、考えがどんどん暗くなったりします。
これが一時的ならばいいのですが、長く続くとやっかいです。
心身が疲れてきて仕事に支障が出てきたり、最悪うつ状態になります。
特に朝方に調子が悪いのはうつの一つの特徴です。
実はここ2~3日、私は欝々としていました。
今回のコロナ禍で仕事に大きな打撃があり、それをカバーするためにずっと頑張ってきたのですが、心身ともにその疲れが出てきたようです。
独りで頑張っている、という気負いもあるのかもしれません。
これは早め早めに対処する必要があります。
自分の身は自分で守らないといけない独身者にとって、ストレス、特に不安とのつきあい方は一生のテーマになるかもしれません。
私はすぐに不安に襲われるので、ストレス解消法やうつについての本をたくさん読んで実践してきました。
今日は、実際に私が不安に襲われた時にやっていることをシェアしたいと思います。

わたしの体験談が少しでもお役に立てたら嬉しいです。
そもそもなぜ不安になるのか
私は7才になるセキセイインコを飼っています。

ボクだよ~
スーパー可愛いでしょ♡
インコを見ていると、不安とは無縁のように見えます。
それは、「先のことを」考えていないからです。
「今を楽しむ」ことに全力です。
おいしくシードや葉っぱをつまみ、お気に入りのキーホルダーを蹴っ飛ばして遊び、飼い主の肩でおしゃべりの練習をし、眠くなったら寝る。
強い不安を感じている時は「今」に焦点が合わず、「将来」しかも「見えない将来」にずっと視点がある状態です。
こういう状態だと心身が疲れ切ってしまいます。
将来に不安を感じるというのは、人間に予測能力があり、高い知能を持っている証拠でもありますが、反面私たちを苦しめていると思うのです。
どうせこんな状態で考えるにも良いアイデアや解決策が出るわけもないので、一旦思考をストップする方が建設的です。
と言っても、どうしてもいろいろと考えてしまいますよね。
グルグルしてしまう。
思考のドツボにはまって、さらに疲れてしまう。
なので、最初に私がオススメする方法は思考を止めるという方法です。
方法①とにかく「考えてしまう」から抜け出す最初の方法
最初におすすめしたいのは、「今日やることを書き出し、そのことだけに集中する」です。
私自身は、ビビリな性格というのもあって、毎月、毎週の目標ややることを全部書き出し、計画的に物事を進めたいタイプです。
そして、「来週アレがあるから、今日はコレをして」とかずっと考えている。
こういうタイプの人に、「考えるな」と言っても無駄ですね(笑)
ですので、「今日やることのみ」書き出して、そのことだけに集中します。
不安を抱えている人に「休め」と言っても、性格的に「休むこと」自体が苦手なんです。
私自身も「無理しないでね」「休んでね」と100万回言われてきました。
でも、それは私には難しいことなんです。
きっとあなたもそうだと思います。
この「今日やることを書き出し、そのことだけに集中する」方法のイイところは、「休む」ことに罪悪感がある人に向いていることですね。
ポイントは、書き出す項目を3つぐらいに絞ることです。
「今に集中することで将来への思考を止める」ことが目的なので、たくさんあれもこれもあると集中できなくなります。
そして、たくさん書き出してしまうと、当然1日が終わった後にできなかったことも出てきます。
これがメンタルに悪い。
不安になりやすい人は、それだけ真面目な人とも言えるので、できたことよりもできなかったことにどうしてもフォーカスしてしまうのです。
だから項目の絶対数は減らしてくださいね。
方法②不安が体の疲れからきている場合
体の疲れがたまっている時も、不安を感じやすいですね。
不安というよりもイライラが強い人の方が多いかもしれません。
この時は、あなたの体を思いっきり甘やかせてくださいね。
いい香りがする入浴剤を使ってゆっくりお風呂に浸かり
あなたの大好きな食事をとってください(カロリーなんて気にしないぜ!)
そして、キレイに整えたお布団でゆっくりゆっくーーりお休みください。
不安が強いと、あれもしなきゃこれもしなきゃと思考がグルグルするのに、全然物事が進まなくて焦りますよね。
でも睡眠不足というのは、脳にとっては泥酔状態と同じです。
そんな状態でいい仕事・いい思考ができるわけありません。
私は以前、睡眠障害になったことがあります。
この時の辛さと言ったら…眠れないことがこんなに辛いことだとは知りませんでした。
眠りたい、疲れている、なのに眠れない。
その時は流石に病院にかかりました。
こうなってしまうとなかなかやっかいなのです。お金も時間もかかります。
あなたがまだそこまで重症化していなのでしたら、とにかく自分を甘やかしてたっぷりと寝てくださいね。
方法③不安がメンタルの疲れからきている場合
体の疲れはそれほど感じないけど、メンタル的にまいっているときってありますよね。
あくまで私の場合ですが、それは「情報過多」か「他者との比較」が原因のことが多いです。
そして、それが不安や焦りを引き起こすんです。
この場合、有効な方法は「SNS断ち」です。
SNS上にはこういった情報が溢れています。
・副業が上手くいって、〇〇円稼ぎました!(成功系)
・帰りが遅くなったけど、彼氏(夫)がご飯作って待っててくれました(リア充系)
・妻の支えで今がある、今では2児のパパ(あったか家族系)
・今、あの~で有名な〇〇さんと■■で打ち合わせ中(キラキラ系)
・甘ったれるな!全力で継続しないと成果なんて出ない(熱血系)
いや、いいですよ?
全然いいんです。元気な時は。
ただ、不安が強い時にこういう投稿を見るのはどうなんでしょうか?
「自分はまだまだ努力が足りない」
とか
「自分にはそういう人はいない」
とか
「自分はそこまで大きなことはできない」
とか
マイナスなことしかないのではないでしょうか?
どうしても他者と比較してしまうのです。
比較することは無意味と頭ではわかっていても、自然にしてしまうものだと思うんです。
だからメンタルに悪い。
私はSNSを否定しているわけではありません。
恩恵も受けています。
しかし、不安が強い時は、SNS断ち、あるいは見る時間・回数を減らしています。
人間にとって一番関心があるのは自分のことです。
少し寂しい言い方ですが、あなたが数日SNS上に出てこないからと言って、気にしている人はいません。
方法④不安が体・メンタル、両方からきている場合
不安が体・メンタル両方からきている場合にオススメしたいのは、ズバリ「ヨガ」です。
私はホットヨガに通っていますが、レッスン後の爽快感はなんとも言えません。
もちろんスタジオに通わなくても、家でもできます。
最近はYouTubeでもヨガ動画はたくさんありますからね。
(ただ、ホットヨガが大量の汗がでるので、あれが気持ちいいんですよ~)
ヨガは呼吸を大切にします。
不安やストレスが強い時は、呼吸が浅く速くなっているものです。
ヨガをしながら深い呼吸をすることで、心身の調子が整ってくるのです。
そして、ヨガは「今、ここにいる」ことを大切にします。
将来への思考=不安も止まりやすいんです。
私は3年前からヨガやっていますが、それまで月に1度は行っていたマッサージにいかなくなりました。
それから、ヨガレッスンがあった日の夜はいつもより眠りが深くなります(まあ、運動していますからね)。
ヨガじゃなくても、運動習慣がある方はいいですね。
他の運動でもいいと思いますが、体と同じぐらいメンタルケアも大切にしたい方は、ヨガは絶対にオススメです。
方法⑤不安が栄養不足からきている場合
実は栄養不足からも不安が起こります。
一流の経営者やハイパフォーマーはみな栄養に気を遣っていますよね。
私の知り合いの経営者は「その人の食べている物で、一緒に仕事をするかどうか参考にしている」と言っていました。
「コンビニ弁当や、カロリーメ〇ト、栄養ドリンクなどを昼ごはんにしている人とは仕事をしない」とも。
「仕事をする上で、もっとも資本となる自分の体に投資をしないのは三流だ」とのこと。

キビシー!
でもたしかに体は資本!
たとえば、鉄分。
不足すると、貧血の他、疲れが取れない、やる気がでない、などの症状が出てきます。
たとえば、ビタミンD。
不足すると、骨軟化症、骨粗鬆症などの他、イライラやうつ状態にもなりやすいと言われていますよね。
ビタミンDは、皮膚にあるコレステロールと、日光に含まれる紫外線が結びついて作られるので、屋外で過ごす時間が少ないとビタミンD欠乏症になりやすいです。
だから、日照時間が少ない冬季は不足しやすいわけですね。
栄養に詳しい人に教えてもらい、私は「鉄分」と「ビタミンD」だけはサプリで補っています。
本当は食事で栄養素が足りればいいのですけど、なにせ独り身は栄養より手軽さを求めてしまうんですよね~。
せめて料理が趣味なら良かったんですが。
サプリメントの話の補足です。
栄養の補助以外では、GABAとバレリアンのサプリを取っています。
GABAは有名ですよね。ストレス緩和のためのサプリです。
効果がよくわからないんですよね、実は(笑)
サプリが効いているのか、何が効いているのか原因が一つではないと思うので。
ただ、バレリアンのサプリは明らかに自分に合っています。
バレリアンは睡眠を助けるハーブ。
「今日は寝つきが悪そうだな~」と思った夜に、寝る1~2時間前に摂取します。
自然に眠たくなってきます。
まとめ
不安を和らげるために、私自身が勉強して実践している方法をご紹介しました。
特に私のような独身&繊細な性格の方へ向けて書いてみたのですが、不安の原因や対処法は人それぞれだな~と思います。
私自身は、不安になったり焦りを感じたり寂しくなっても「人に話を聞いてもらう」とか「人に頼る」ということができない人間です。
長女だからでしょうかね~、人に頼ることや相手に時間を割いてもらうことにとても抵抗感があるんです。人の性格を変えられないように、自分の性格もなかなか変わりませんからね。
最近、また発見がありました。
どうしても不安が強くて眠れないときは、寝る場所を変えてみる、という方法です。
布団が変わったり、匂いが変わったり、温度が変わったり、部屋の大きさや間取りが変わることで、ちょっと眠りやすくなることがあります。
いろいろ試しております。
今日は「不安」に関する網羅的なお話でした。
もっと踏み込んだ内容を書きたかったのですが…。
今後記事を追加していきたいと思います。
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